これは私がクラシックギターを始めるキッカケに
なったお話。
高校に入ったhotmilk少年は
地元の駅前にギター教室を発見しました。
「○○ギター」と書かれた看板と
小さな倉庫の様なシャッターの閉まった建物。
毎日駅まで10分チャリをこいで通学。
ある日の帰り、たまたまシャッターが開いていた
その日
勇気を出して、引き戸(笑)をガラガラガラ。
ご挨拶だけして、
お師匠
「ギターを持ってるなら、次持ってきてみて。」
hotmilk少年
「分かりました!」
当時のメインギターはアコースティック1本。
後日相棒を肩に、ギター教室へ…
レッスン料や曜日、時間など説明してもらい
いざマイギターを取り出した、その時
お師匠
「あ、うちね、クラシックギター教室だから(笑)」
「それフォークギターだから、違うからね(笑)」
hotmilk少年
「え? 」
…そうです。
アコースティックギターを習うつもりで行った
ギター教室はまさかのクラシックギター教室(笑)
例えるならば、和食を習たくて門を叩いたら
まさかのイタリアンシェフ登場🇮🇹みたいな(笑)
ただ、気の小さいhotmilk少年は
そのまま断れずに習う事に…(笑)
それから3年間、とてもお世話になりました。
当時は、ハードロック一辺倒だったので
練習は、毎週のレッスン日の直前に猛烈に
追い込んでから向かってました(笑)
お師匠は、父親と同じぐらいの年齢の男性で
すごく穏やかで、出来の悪い私にも
とても優しく教えて下さいました。
お堅い銀行員の様なビジュアルなお師匠(笑)
そんなお師匠の弾くギターはとても自然な音楽で
耳に心地よく、今思えばその優しいお人柄が
そのままギターに乗っておりました。
あんな音を毎週聴けていたのは、実はすごく
幸せな時間だったのだな、と今とても思います。
現在、連絡などは取らずに大変失礼して
おりますがお師匠のギターと音楽はクラシック
というジャンルに関係なく、私の理想とする
音楽の一部になっている事は
間違いありません。
今でも、スーパーリスペクトしております。
あと、多分ビジュアルとのギャップに
やられましたね(笑)
あのギャップは本当ズルいよ、お師匠センセ(笑)
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